サブキャス サスペンス劇場 ~ホームズ薫とワトソンひとりくの事件簿~
『断崖絶壁の暴走スマホ事件!もう誰も止められない♨湯けむりの美人妻の怪』
※のぼるさんは、一人4役で演じ切ってくださいね。
ザッザァァァ・・・。荒波が打ち砕かれる断崖絶壁。そこに立つ男女4人。
(のぼる)母さん何なんですか、突然こんな所に呼び出して。
(薫)のぼるさん、昨夜、あなたのスマホのSiriが勝手に動き出してメールを送ろうとしたそうね。
(ひとりく)薫さんは、SUB82_fridayを聴かれ、のぼるさんを心配されてるんですよ。
(のぼる)確かに触ってもいないのに・・・。
(ひとりく)暴走したんですよね、暴走を。
(薫)ちょっと確認させて。暴走したのはスマホね、のぼる自身ではなくて。
(のぼる)母さん、冗談はやめてください。暴走したのは、スマホですよ。
(薫)分かりました。母さんはサブキャスがランニング系ポッドキャスト番組だと認識しているのだけど、それでいいわよね。
(のぼる)そうですよ!母さん、どうしたんですか?一体何が言いたいんですか?
(薫)のぼるっ!母さんが何を言いたいか、胸に手を当てて考えてみなさい!
(ひとりく)のぼるさん、薫さんはね、昨夜のサブキャスの放送時間の40%が、ホークス3連覇とドジャース5連覇の話題で盛り上がっていたことをおっしゃっているんですよ。
(薫)ひとりくさんの指摘どおりよ。スマホは、それが気に入らなかったから暴走を始めたのかもしれないわ。
(サヴィ)ちょっと待ってください、お義母さん。のぼるさんの野球トークやホークスファンクラブの安っぽいシャカシャカの話も結構面白いじゃないですか。
(薫)あら妖精さん、いらしたのね。気付かなかったわ。妖精さんの言うとおり、のぼるのトークはもちろん楽しい時間を提供しているわ。ただランニング系ですからねえ。(サヴィ)でもお義母さん、サブキャスは「超いい感じ~!」。
(のぼる)サヴィ、ここでそのフレーズ使っちゃダメだよ、嫁姑の緊張感が増すから・・・。確かに母さんの言うとおりかもしれません。ロングTシャツの販売のタイミングが良すぎて商魂たくましいと揶揄されたりもしますが、それでも僕はランニングを、ボルダーを、心から大切に思っています。その思いに一点も曇りはありません。
【ここで薫は振り返り、自分の背後に立つ、ひとりくを鋭く見つめる。】
(薫)のぼるの気持は分かりました。やっぱりそうなのね、ひとりくさん!
(ひとりく)え?
(薫)この事件の真犯人は・・・。あなたですね、ひとりくさん。
(ひとりく)フッフッフッ、何を言い出すかと思えば。
(のぼる)ええっ!どういうこと?
(薫)ひとりくさんは往復4時間の通勤で、ほぼ週末しか走れなくなってしまった。もっと走りたい、もっともっと走りたい!という彼の強烈な思念が距離を超え、のぼるのスマホを暴走させた、というのが今回の事件の真相でしょう。
(ひとりく)薫さん、そんな現実離れした話を誰が信じるんですか。ただ僕はね、ボルダーのみんなに言いたかっただけなんですよ。「それぞれ環境は違うけれど、いっぱいおっぱい、走ろうぜ!」って。
(のぼる)なんなんだ、そのメッセージはっ!
(サヴィ)熱いけど、意味が分からない。
(薫)でも、しっかり気持ちは伝わったわ。・・・あ、ひとりくさん!
そのとき、断崖に立つ薫、のぼる、サヴィは、ひとりくが空に向かって高々とトマンナヨのサインを掲げながら海に向かって走り出し、消えていく姿を目にした。
(薫)ああ、ひとりくさん。私は大きなミスを犯したみたいね。こんな断崖絶壁ではなく、福岡薬院のカフェ「.AND READY」に集合するべきだったわ。ひとりくさん、いつか福岡でアサイーボウルを食べたいって、ずっと言ってたからね。
(のぼる)いや、それ今言うことかい!
激しい波は断崖を打ち続けている。ザァァァ・・・。
そして遠い高台から薫たちを見下ろす二つの影。Tシャツの胸には「ランラ・」、「ライブラ・」とプリントされているような、いないような・・・。
二つの影は、ゆっくりと闇の中へ消えていった。 ―完―
連休で張り切りすぎました。長編ほんますんませ~ん!筆がトマンナイヨ!
—
兵庫県 /
2026/09/19 9:34:16 午後 GMT+9

この投稿がGeminiに選ばれなかったことが残念過ぎます🤣
傑作すぎてGeminiを恨みます!
これを救ってくれるのはたくちゃん?
これは、読まれるまで再投稿してほしいやつです!
復活目安箱でこれ引き当てたら相当気合い入れないと💪🤣🤣
たくちゃん頑張ってー!!