こんにちは
ぐんまのポチ丸です。
実は私、本職の傍ら、尾瀬のガイドをしています。
先日の尾瀬のお客様の話を聞いてください。
全国のツアーでお越しになるお客様は、今の時期はやっぱり、尾瀬と言ったら水芭蕉!
このイメージで、水芭蕉を楽しみに来られる方がほとんどです。
そして、安心のガイド付き!で尾瀬を楽しみたいと来られる方の中には、バスを降りたらすぐに尾瀬ヶ原が広がっている!って思われてる方も少なくありません。
尾瀬ヶ原へは、尾瀬の入り口鳩待峠(はとまちとうげ)から、約3キロの山道を標高200m降りていきます。
ということは?
行きは良い良い!帰りは怖い?の200mの標高を3キロかけて登っていくということになります。
普段あまり運動されていない方にとっては、かなりキツく感じる方もいらっしゃいます。
そんなよくある尾瀬ヶ原と水芭蕉のツアーのコースですが、先日のお客様で、おそらく私のガイド人生でも最高齢になるのでは?というおん歳88歳のお母様と、娘さんのお客様が参加されました。
お母は、毎日ウォークして練習してきたそうです。
ところが、最初の下りの途中で、クマ出没
10mくらい先の熊笹でガザガサしているクマが!
お客様には、しすがにゆっくりと騒がずにきた道を戻るよう指示。
私は熊スプレーを構えて、いざという時のために準備して熊の動向を見守りました。
幸いに、熊の方が逃げていってくれたので何事もなく進むことができました。
熊の住むエリアにお邪魔するので、お互いなるべく喧嘩はしたくないですからね。
クマ騒動の後は、みなさんゆっくりと進み、88歳のお母様も尾瀬ヶ原までしっかりと歩きました。
そのお客様は、若い頃何度か尾瀬を訪れたけど、水芭蕉を一度も見ることができなかったから、ずっと心残りで、どうしても水芭蕉の咲く尾瀬に行きたいと娘さんに頼んで、今回のツアーに同行してもらったそうです。
丁度、水芭蕉が最盛期でしたので、素晴らしいお天気と水芭蕉、尾瀬の山々、沢山の高山植物に終始、感動されておられました。
お母様と娘さんとの会話が、
きれいね!すごいわねー!
写真で見た尾瀬そのものね!
可愛いお花❣️カンザシにしたら可愛いわね!など、ほっこりとする会話が聞こえて、こちらも笑顔をなってしましました。
そしていよいよ、帰りは怖いの登りの3キロ!
ここまで7キロくらいをあるかれているので疲労もきてるので、ペースはゆっくりと、こまめな水分補給と休憩で呼吸を整えながらすすみましたが、あと1.5キロくらいでお母様かわ足攣り になってしまって、さらにペースダウン。
他のお客様にご協力いただいてゆっくりみんなで登りました。
様子を見て最後はリュックは娘さんにもってもらい、スリング(登山用の輪っかになった紐)を使って引っ張りながら休み休み呼吸を整えて最後まで歩くことができました。
途中で、お母様が「迷惑かけちゃって本当に情けないわ!」と嘆いていらっしゃったので、「そんな事ないです、すごく立派だと思います。しっかり頑張れてる自分を褒めましょう!」と励まして、登山口まで戻ってきた時には、自然とご一緒した全員で拍手!!!やったー!!頑張りましたねー!
みなさんご一緒できてほんとにありがとうございました。という気持ちでした。
最後にお母様から、「ありがとうございました,本当に素敵な思い出になりました。」と言っていただきました。
バスに乗り込むみなさんをお見送りの時に、お母さんと握手しようとすると、ありがとー!って抱きつかれてハグされちゃいました。
小さい体で本当に頑張ったなぁって、こちらこそありがとうございました!と抱きしめちゃいました。
一期一会、こらからもいろんな場面での素敵な出会いを大切にしていきたいと思います。
ちなみに、
水芭蕉の花言葉は
「美しい思い出」です。
たまにはポチ丸の真面目な目安箱でした。
ポチ丸でトマンナヨお願いします!
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群馬県 /
2026/06/02 9:08:40 午後 GMT+9
