連日放送で熊本地震に触れていただき、ありがとうございます。
さて、私は今震源地にいます。
28日に緊急地震速報が流れた後、実家から5㎞の地点が震源地と知った時には体が震えました。
両親に連絡するもなかなか繋がらず、やっと繋がった時には無事が確認できてホッとしたのもつかの間、父親から「自宅は全壊した」と告げられました。
その後、送られてきた写真には、傾いてかろうじて立っている実家が写っていました。
ライフラインが止まっているため大量の水を車に積み込み、地震発生から2日後の30日に鹿児島から現地へ向かいました。
水俣市まではスムーズに移動できましたが、八代市に入ると風景は一変し、道路は波打ち、車体が斜めになるほど傾いて、あちこちに亀裂が走っている状況で、一瞬で10年前の震災の記憶がフラッシュバックしました。
自衛隊の災害救助車両、救急車、消防車がひっきりなしに行き交う中、あちこちで通行止めが発生していて、どの道も大渋滞で自宅まで残り3㎞地点から到着までに2時間を要しました。
そして、ようやく辿り着いた実家は写真で見るよりも悲惨な状況で、壁は崩れ、天井は落ちて床は抜け、既に人が住める場所ではありませんでした。
家の周囲を見渡しても倒壊している家屋が多く、私が生まれ育った故郷の光景はどこにもなくなってしまったと思うと涙が止まりませんでした。
喪失感の中、同日に帰省した姉も含めて家族で話し合い、実家は解体することになりました。
今日は早朝から片付けと荷物の運び出しをしましたが、真夏の被災地での作業は過酷で脱水症状との戦いでした。
明後日まで現地に滞在するので、何とか両親が生活できる状況になるまでサポートしたいと思います。
日常からかけ離れてしまっているので、日課のランニングもしばらくできませんが、当たり前の毎日がどれだけ幸せかということを改めて教えてもらっています。
最後に一つだけ、ボルダーのみなさんにお願いがあります。
震災が落ち着き復興が進んだら、ぜひ熊本にお越しください。
来年2月の熊本城マラソンは復興を象徴する大会になるはずですので、みなさんのパワーで熊本を元気にしてください。
熊本城マラソンで「トマンナヨ」が飛び交うことを想像しながら、明日も復旧作業を頑張りたいと思います。

立ち上がれ、トマンナヨ熊本。

鹿児島県 / trueno1621

2026/07/31 4:58:39 午後 GMT+9

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